3月3日現在、最新の有効求人倍率は1.35倍となり、
前月より0.01ポイント下がり、2020年8月以来初の下降となりました。
新型コロナの第8波でも、前向きな転職活動が増加した事が背景にあると思われます。
新規求人数を産業別に見ると、訪日外国人の増加による影響で
宿泊・飲食サービス業が27%アップを大きく増加し、人材確保に苦戦している状況です。
反対に、資材価格や燃料費の高騰の影響により建設業・製造業が下降傾向にあります。
3月は、働き方の変化や引っ越しなどによる急な退職も多く、
新しく募集を始める企業やお店が増加する時期です。
年度初めの4月へ向けての人員増強や欠員補充などの動きも活発になり、
求人数は増加傾向にあります。
では、求職者の動きはどうなっていくのでしょうか。
各属性に分け、注意点とともに解説していきます。
3月の求職者の動き
転勤やプライベートの変化など、仕事や働き方を変える求職者が多い時期です。また、転職者は3月の年度末で現在の仕事に区切りをつけ、4月から新しい職場に移ろうと考える人たちの活動がラストスパートに入ります。
各属性の求職者の特徴を把握していきます。
●学生
4月上旬ころまで春休みの学生が多く、しっかりと稼いでおきたい時期です。
サクッと稼げる短期バイトはもちろん、即日勤務OKなどのアルバイトを探す学生が多くいます。
将来を見据えて長期バイトを探す学生もいるため、授業が決まらないとシフトが決められない面など配慮が必要です。
●主婦
夫の転勤や、子供の卒業・入学などイベントが多く忙しい時期です。
現在働いているスタッフのフォローも必要でしょう。
●フリーター
4月入社へ向けて、正社員希望の方はラストスパートをかける時期。
早めの面接対応などが必要となります。
現在短期バイトで稼いでいる人が長期バイトへシフトチェンジを始める時期でもあるので
勤務開始日の融通など、柔軟な対応が求められます。
●中途正社員
夏のボーナスをもらってからの転職のため、少し動きは緩やかになります。
6月以降の入社であれば、早めに動き始めると良いでしょう。
求人数が増加するため、掲載には工夫が必要
この時期の採用活動は、「多くの母集団の中から人材を採用できる」ことが大きなメリットです。ただその一方で、求人数が多くなるということはライバルが増え、自社の求人が埋もれてしまう可能性も高まります。
発見性を上げるためには、
求人広告上での上位企画への掲載や、
スカウト機能などを利用しターゲットへピンポイントでアプローチする方法があります。
他にも、今の掲載費用のままでも求人原稿の工夫によって効果が変わる可能性は非常に高いといえます。
この時期に合わせて、各メディアが通常よりも長く掲載出来るキャンペーンや、企画アップのキャンペーン等を数多く実施しています。
うまく利用し、優秀な人材の採用を目指しましょう。
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全国47都道府県対応が可能、様々なタイプの求人サイトの取扱いがありますので、
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