4月6日現在、最新の有効求人倍率は1.34倍となり、 前月より0.01ポイント下がり、2か月連続の下降傾向にあります。 新規求人数を産業別に見ると、訪日外国人の増加による影響で 宿泊・飲食サービス業を大きく増加し、人材確保に苦戦している状況です。 反対に、資材価格や燃料費の高騰の影響により建設業・製造業が下降傾向にあります。 4月は、3月に比べて求人数は減るものの、心機一転・新しい仕事探しを始める方多い時期。 採用のチャンスといえる時期です。 では、求職者の動きはどうなっていくのでしょうか。 各属性に分け、注意点とともに解説していきます。
●学生
新学期が始まり、年間のスケジュールが見える時期。 新入生のバイトデビューや、長期バイトを探す学生も多いため、 未経験向けのフォロー体制を整えるなどの配慮が必要です。
●主婦
前半は子供の春休み中のため、面接日程の調整が必要。 子供の新学期がスタートすると生活リズムが安定し、長期の仕事を探す方が増える時期です。
●フリーター
現在短期バイトで稼いでいる人が長期バイトへシフトチェンジを始める時期でもあるので 勤務開始日の融通など、柔軟な対応が求められます。
●中途正社員
3月末で退職した人がじっくりと転職活動を始めたり、 異動などをきっかけに転職を考える人も多い時期。 入社時期の調整などが必要です。
求人数は減少、求職者は増加。採用のチャンスとなる時期！
この時期の採用活動は、「多くの母集団の中から人材を採用できる」ことが大きなメリットです。求人数も少なくなるため、絶交のチャンスといえます。 発見性を上げるためには、 求人広告上での上位企画への掲載や、 スカウト機能などを利用しターゲットへピンポイントでアプローチする方法があります。 他にも、今の掲載費用のままでも求人原稿の工夫によって効果が変わる可能性は非常に高いといえます。 この時期に合わせて、各メディアが通常よりも長く掲載出来るキャンペーンや、企画アップのキャンペーン等を数多く実施しています。 うまく利用し、優秀な人材の採用を目指しましょう。
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