【みんないくらかかってる?】一人暮らし・一般家庭の電気代月額平均/地域別・季節別も解説

電気関係

毎月必ずかかる電気代。「なんだか電気代が高い気がする…」「これぐらいが妥当?」。そんなモヤモヤを持っている方も多いと思います。特に、在宅勤務やステイホームが増え、電気代が家計を圧迫している家庭も多いですよね。
このページでは、一人暮らしの方から一般家庭まで電気料金の平均額をご紹介していきます。
ご自身の電気代が高いのか、それとも安く抑えられているのかチェックしてみだくさい。
また、電気料金が高い方向けに、簡単な電気料金の節約方法も紹介していきますので、参考になれば幸いです。

世帯人数ごとの平均電気代

総務省の調査によると、2020年の「家計調査 家計収支編」の統計にて、単身世帯~各世帯人数ごとの平均電気代(1か月)は下の図のようになっています。
ただし月ごとの金額をみると季節によって変動があります。冷暖房をよく使う夏や冬の時期では電気代が高くなるなど、毎月一定の金額ではありません。
また、居住人数や地域よっても電気代は変わってきます。
様々な要因からの電気代の違いについても詳しく解説していきます。

季節別、地域別の平均電気代

電気代が高くなるのは、やっぱり「夏と冬」をイメージする方は多いのではないでしょうか。
実際に夏と冬で電気代がどれだけ変わるか、季節ごとの平均的な電気代を見ていきます。
地域で変わる電気代の平均もご紹介します。

電気代はどうやって決まる?

毎月請求される電気料金は「基本料金」+「使用量に応じた従量料金」+「燃料調整費」+「再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)」によって金額が決まります。

・基本料金
契約によって一定の金額が定められており、電気を使う、使わないにかかわらず必ず発生する料金

・従量料金
1kWhにつき料金単価が設定され、電気の使用量に応じた金額が算出され、単価は電力会社や地域などによって異なる

・燃料調整費
化石燃料による発電では原料の石油や石炭に価格変動があり、価格が下がれば電気料金から差し引き、上がれば加算するもの

・再エネ賦課金
電力会社では太陽光や風力といった再生可能エネルギーによって発電された電気を買い取っており、買い取り費用を消費者が負担するもの

電気代は以前と比べて高くなっている

2011年の東日本大震災の影響で電力供給が不安定となったこともあり、年ごとの平均電気代は2011年から2014年までの4年間で高くなり続けています。
2015年には原油価格が下落し、2016年には電力の自由化がはじまったことで下がる傾向がみられました。
2017年以降は再エネ賦課金の単価や原油価格が上がったことで電気代は再び上昇傾向になり、2020年は前年よりも少し下がったものの年々高くなっている傾向です。

電気代は、発電に必要な燃料の価格や災害、政府のエネルギー改革などの影響で今後も変動する可能性があります。
動向を注視しながら、お得な料金プランへの切り替えなどコストを抑える対策を有効となります。

電気代が高くなる要因は?

電気代が高くなる要因は、主に3つあります。

①家電の使い方
新しい家電ほど待機電力は少なく、利用時に使う電力も少なく設計されていることが多いです。そのため、10年以上使っている家電は高くなる傾向があります。
また、家電を使っていなくてもプラグを挿しっぱなしにしている待機電力は、世帯で消費する電力のうち約5%を占めているとされています。

②家にいる時間の増加
新型コロナウィルスの影響でテレワークやステイホームなど、生活様式が大きく変化しました。
その結果家にいる時間が多くなり、更にパソコンなどの使用量も増えたことも要因です。

③契約アンペア数
契約している電気の契約アンペア数は、大きくなるほど、また同時に使える電気量が増えるほど基本料金が高くなります。一般家庭で最も多い契約アンペアは30Aです。世帯人数が多く、電気の使用量も多い場合は40~60Aのアンペア数が必要なこともあります。
一方で単身世帯や共働き世帯であまり電気を使わないご家庭ならば、20~30Aでも問題ないかもしれません。一度に使用する電気の合計アンペア数を把握し、各ご家庭の電気使用量に合った契約にすることが重要です。

電気料金プランの見直しで大幅節約も

電気代を安くしたい方は、こまめな節電ももちろん大切ですが、新電力で最適なプランを見つけることをオススメします。2016年4月に電力小売自由化となり、多くの新電力が電気事業に参入してからは、各社のプランも多様化し、大手の電力会社よりも安くなる傾向にあります。新電力でも、使う電気は大手の電力会社から供給されるので、停電や供給が不安定になるといったリスクが増える心配もありません。

ガスと電気を一緒に契約すれば電気料金が割引になるなど、自社の強みを生かしたプランを提供するところも増えました。電力小売自由化によって競争が促された結果、よりお得なプランを自由に選べるようになり、電気代の節約にもつながります。

Looopでんきが提供する「おうちプラン」は基本料金が0円で、使った電力量に応じてお支払いいただくというシンプルな料金体系が特長です。顧客満足度でも高い評価を得ています。実際に3人世帯の家庭で平均電気代が1カ月約16,000円であったところ、月1,293円安くなった例もあります。
猛暑の電気代の請求もそろそろ届くころ…
この機会にご自身の電気代を見直してみませんか?
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