7月3日現在、最新の有効求人倍率は1.31倍となり、前月と同水準、前年の5月を0.06ポイント上回りました。
求人数・転職希望者数共に増加しています。
7月は、第一四半期が終わり、業績の振り返りや人員配置の見直しをする企業が増える時期です。
後期へ向けての人員強化や夏のボーナス後の退職者の欠員補充など、採用活動を活発化させる企業が多くなります。
より効果的に、自社のターゲットへ訴求するにはどのような打ち出し方が良いのでしょうか。
各属性に分け、注意点とともに解説していきます。
●学生
中旬以降テストなどがあるものの、夏のイベントへ向けて稼ぎたい時期。
テスト後の仕事開始や柔軟なシフト対応などが大切です。
夏のイベントに合わせた短期バイトも増えるため、「友達との応募OK」「日払いOK」などの原稿が効果的です。
●主婦
子供が夏休みに入る中旬までの仕事探しが活発。
7月下旬~お盆の時期は動きが緩やかになるため、早めの対策が必要です。
「お子様連れの面接OK」「自宅からのWEB面接OK」など、柔軟に対応できる原稿が効果的です。
●フリーター
周りのボーナスの話題に刺激を受け、正社員を目指す人が増える時期です。
未経験からの正社員デビューも多くなるので、「研修制度充実」「資格手当あり」など、
安心感と安定が見える原稿が効果的です。
アルバイトの場合は、「レギュラーで稼げる」など高月給を打ち出すのも良いでしょう。
●中途正社員
夏のボーナスをもらってからの転職を目指し、動きが活発になる時期。
多くの企業が、6月下旬から7月下旬に夏のボーナスを支給するため、転職検討社が増加します。
他社との選考を並行している求職者も多い為、応募からのレスポンスの速さや柔軟な日程提示、
入社日に関しても9月以降OKなどの打ち出し方が有効です。
求人数が増加するため、掲載には工夫が必要
この時期の採用活動は、中途社員の動きが活発なため「優秀な人材や資格を持った経験者の採用」が期待できます。ただその一方で、優秀な人材の確保のためにはライバルが多く、方法によっては自社の求人が埋もれてしまう可能性も高まります。
多くの企業が8月のお盆明けから本腰を入れて採用活動を行う中で、少しでも早い着手が効果的なのはもちろん、求人広告上での上位企画への掲載や、スカウト機能などを利用し「狙ったターゲットへ直接的なアプローチ」が必要となります。
他にも、今の掲載費用のままでも求人原稿の工夫によって効果が変わる可能性は非常に高いといえます。
この時期に合わせて、各メディアが通常よりも長く掲載出来るキャンペーンや、企画アップのキャンペーン等を数多く実施しています。
うまく利用し、優秀な人材の採用を目指しましょう。
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