8月、求人数は減少するものの転職者の動きは活発に。最新の求人倍率から各属性別の特性まで

求人関係

8月1日現在、最新の有効求人倍率は1.31倍。
求人数、転職希望者数ともに増加傾向ですが、求人数の増加の方が大きく、求人倍率は微増しています。

業種別に見ると、インバウンドを含めた外食需要の復活を見込んだ「レジャー・外食」の増加率が大きく、職種別に見ると、DX推進やクラウド化の需要の高まりが影響した「エンジニア(IT・通信)」が上昇しています。

8月は、大型連休もあるため比較的求人が減少する傾向がありますが、
フリーターや転職者を中心に9月入社・10月入社への動きは活発になります。

より効果的に、自社のターゲットへ訴求するにはどのような打ち出し方が良いのでしょうか。
各属性に分け、注意点とともに解説していきます。

●学生

9月末まで夏休みの為、夏のイベントへ向けて稼ぎたい時期。
即勤務可能、日払いOKなどの工夫が効果的です。

●主婦

子供の夏休みやお盆の帰省があり、中旬までは動きが緩やか。
下旬から少しずつ動きが戻ってきますが、「お子様連れの面接OK」「自宅からのWEB面接OK」など、柔軟に対応できると効果的です。

●フリーター

帰省での周りからの刺激などもあり、正社員を目指す人が増える時期です。
未経験からの正社員デビューも多くなるので、「研修制度充実」などのサポート面が効果的。
また、地方出身者が都市部へ移住したあとで再び地方へ移住するUターンや、
都市部から地方へ移住するIターン採用も狙い目です。

●中途正社員

夏のボーナス後の転職者の動きが活発になる時期。
9月・10月入社を目指す人は他社との選考を並行している求職者も多い為、応募からのレスポンスの速さや柔軟な日程提示が効果的です。

求人数が増加するため、掲載には工夫が必要

この時期の採用活動は、中途社員の動きが活発なため「優秀な人材や資格を持った経験者の採用」が期待できます。ただその一方で、優秀な人材の確保のためにはライバルが多く、方法によっては自社の求人が埋もれてしまう可能性も高まります。

多くの企業が8月のお盆明けから本腰を入れて採用活動を行う中で、少しでも早い着手が効果的なのはもちろん、求人広告上での上位企画への掲載や、スカウト機能などを利用し「狙ったターゲットへ直接的なアプローチ」が必要となります。
他にも、今の掲載費用のままでも求人原稿の工夫によって効果が変わる可能性は非常に高いといえます。

この時期に合わせて、各メディアが通常よりも長く掲載出来るキャンペーンや、企画アップのキャンペーン等を数多く実施しています。
うまく利用し、優秀な人材の採用を目指しましょう。
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